解体工事の予算を考え、業者選びをするために

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鉄建のスケルトン撤去

木造住宅よりも大変な鉄建のスケルトン撤去

解体工事の予算を考え、業者選びをするために
住宅の解体を行う場合に、いちばんの要となるのが建物のスケルトン(骨格部分)の解体です。

特に鉄筋コンクリート造り(RC)の建物である場合には、そのスケルトンとなっているのは柱や梁などだけではなく、天井や床、壁といった部分も柱や梁と一体の骨格部分となっています。

というのも、鉄筋コンクリート造りの建物は木造住宅に比べてはるかに重量がありますし、また、鉄筋を入れたコンクリートという、固まってしまうと分解することのできない一体化したものと化してしまう構造物、という構造の建物となっているために、造作物としての内壁などを除いて、鉄筋コンクリートで作られる天井や床、壁も、重量のある建物を支えるスケルトンとなっているのです。

そして、このようにスケルトン部分が全て鉄筋コンクリート造りとなっているために、その解体を行う際には、木造住宅である場合に比べて多大な労力を要することになります。

というのも、鉄筋コンクリート造りである場合には、木造建築のようにバラして解体して行くといったことはできず、鉄筋コンクリート部分は破壊して粉砕して行く、といった形でなければ解体することができないからです。

何故ならば、いったん鉄筋コンクリートとして固められてしまったものは、一塊のものとなってしまうために、部品として分解するということができないことになるので、ちょうど岩を砕いて小さな塊にするように、それを撤去することのできるくらいの大きさにまで砕いて、土砂崩れの場合の土砂を撤去するような形で撤去して行くしかないからなのです。

つまり、鉄筋コンクリート造りの建物である場合には、そのスケルトンの撤去は部材に分解して解体して行くのではなく、破壊し粉砕しての撤去といった再利用不能な形での解体撤去作業ということになってしまうわけなのです。

これが木造住宅の場合であれば、そのスケルトンとなっている柱や梁といったものは、部材として解体することができるために、再利用可能な廃材として撤去し、使用可能であるものは再び建築資材などとして再利用される、ということになるわけなのですが、鉄筋コンクリート造りの建物である場合には全く事情が違っているわけなのです。

日本の建築物というものは、長い間にわたってずっと木造の建物として建てられて来ましたから、その建物が老朽化して撤去されることになった際には、そのスケルトンを成していた部分も解体されて、それが部材として再利用されてきたという歴史があるわけですが、近代建築である鉄筋コンクリート造りの建物の場合には、全くその事情が変わってきたのです。

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